けちな性格である私が９０００円もかけて友達とミュージカルSwingを見に行きました。
これだけお金かければさぞかしいい席かなと思ったのに、後ろから数えたほうが早いなんて、ショック。オペラグラス持ってくれば良かった。
で、肝心な中身はコメディあり、官能的なダンスあり、派手で動きが激しいダンスありのミュージカルでした。
あらすじはまったく無いオムニバスなミュージカルだったけど、なかなか面白かったです。
特にコメディな場面といい、ダンサーの着替えの速さといい、なぜかドリフターズとかクレイジーキャッツを思い出してしまいました。
つい、志村後ろ後ろとかいってしまいそうになって困った、困った。
ミュージカルも終わって時間もたくさんあったし、同じbunkamuraでやっていたルネ･マグリット展を見に行きました。私はマグリットの絵が好きで好きで堪らなかったから、友人を無理矢理連れ込みました。
マグリットの明るい色調の中の人を不安にさせる不条理感、気持ちいいぐらいに堪能してきました。
まぁ、友人の気持ち悪くなったという愚痴は聞き流しといて･･･。
友人を癒すために、只で入れた１９世紀英国挿し絵版画展に入りました。
ここには有名なピーターラビットやアリスの挿し絵もあり、妖精の絵もたくさんありました。
特に目をひいたのはジークフリードの挿し絵。オーディンの勇姿が見れてかなりうれしい。
そして最後に血みどろのサロメの挿し絵。子供が見たらトラウマになりそう。
比較的いい絵があったのは良かったけど、一言だけ言いたいです。絵の隣に値札付けないで！！
せっかく汚れきった心に童心が戻ってきたのに、値札の所為ですっかり冷めた。
まぁ、比較的満足した一日だった。