「ケイ。じゃあ、僕の言う事を復唱するんだよ…」
低く、短くムビオラは言った。
ケイは、熱に浮かれた瞳でムビオラを見つめ、こくりと頷く。下着を着けていないシャツは、発情し短乳首が浮き上がり、ムビオラに見えるように、めくられたスカートの中は、蜜で溢れた恥知らずな性器が顔を出していた。肢体は発情したバラ色に染まり、発情した雌犬よろしく、甘い息を吐いている。
「じゃあ。いくよ…。私は貴方の雌犬です」
「ゎ…わたしは…ムビオ……ラの雌犬です…」
「ペニスが大好きで溜らない、厭らしい奴隷です」
「お…おちん○んが好きで溜らない……いやらしい…奴隷です」
「私は貴方専用の肉便所です。どうか、お好きに使ってください」
「…わたしは…あなた…せん…ようの…肉便所です。…どうか、お好きに…お口にも、お尻にでも良いですから…お願いします。犯してください……もう、もう、我慢できないぃ」
「よく出来ました」
ムビオラはサディスティな笑顔を浮かべて、ケイの口にペニスを突っ込んだ。
「んっ…んんん」
「嬉しそうだね。僕も嬉しいよ…」
ケイは恍惚とした顔で、ムビオラのペニスをしゃぶっていた。ムビオラその分では飽き足らず、ケイの頭をつかんで、上下に動かせる。強制的なイラマチオにケイは、少し苦痛の表情も浮かべるが、やがてそれも解けて、陶然とした表情を作る。
口の中を犯される感覚。咥えているものが段々膨張し、口の中をいっぱいにする感覚が、ケイにはとても愛しい。
「ケイ。出すよ」
「ん…」
放たれた精液をケイは飲み干した。苦くて、青臭いこのミルクが喉を伝う感覚が、脳内を痺れさせる。甘い快楽。ケイは、無意識に右手を自身の秘肉に突き立てる。指の根元まで突っ込んで、膣道をかき回し、蜜が膝までたれた。
「もう、我慢できないのかい?」
ムビオラは、ペニスを引き抜かずケイに聞いた。ケイは指を休めない。
「んん…」
「悪い子はお仕置きだよ。この前はお腹が蛙の様に膨らむまで、君の中に出したけど。今度はもっと屈辱的な、お仕置きをしよう」
「ん…」
お仕置きという言葉に、ケイは甘美な響きを感じた。
この前のお仕置きを思い出す。
ムビオラに休みなく攻められ、腹が膨れ上がるまで中だしされたのだ。膨らんで窮屈になり、圧迫される感覚が切なくて切なくて、ケイは恥知らずに失禁し、何度も逝った事を思い出す。
「いいね。ケイ」
ケイは首を縦に振った。
恥知らずな、秘肉が待ち望むように蜜を垂れ流し、いやらしく疼く。
もう、自分はムビオラ外の人間とできない。
ぼんやりと、ケイは考えた。
おわり
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あとがき
これで、おしまいです。
なんだか、最近現実逃避ばっかりして、駄目人間街道驀進中。
今回は、友達が男性向け十八禁説の書き方メモをくれたんで、そのメモに書いてあるとおりに書いてみました。
だいぶ男性向けの内容になって、少し嬉しい。
もっと精進しましょう。