「克哉さん、ケーキの作り方教えて欲しいのだけど?」
天野君の頼みを聞いて、材料を持ちルナパレスに向かった。
チャイムを鳴らすと「鍵が開いていないからそのままドアを開いて」とインターホン越しに言われた。
開いてみると相変わらず凄まじい部屋だ。
でも肝心の天野君がいない。
「克哉さん、こっちこっち」
台所から声が聞こえた。
台所を覗いてみると、何と天野君は何も着ていない裸にエプロン一枚を着ていただけだった。そしてネコミミの飾りを付けていた。
「天野君、そのカッコはなに?ナンセンスだ!!」
「こうすれば克哉さん喜ぶって、うららが言ったの」
なにを考えているんだと思うもつかの間
「どうやって塗ればいいの?」
どうやらインスタントのスポンジケーキに生クリームを塗ろうとしているらしい。
あまり手際がよくなく至る所クリームをこぼしていたので、後ろから手を廻しクリームを塗るのを手伝った。
つい裸の天野君に触れていることを意識してしまい、だんだん自分のものが固くなっていることが分かった。
クリームの甘い匂いと彼女のほのかな髪の香でぶつんぶつんと理性の糸が切れていく。
そして、彼女の豊満な乳房に触れたとき理性が完全になくなった。
彼女の胸をエプロン越しに揉み始めた。
マシュマロのように柔らかい彼女のバストはとても心地よいものだった。
「ちょっと克哉さん、今そういういたずらするとクリームが飛び散っちゃうよ」
クリームは天野君のからだの至る所に付着した。
それでも胸を揉むのを止めなかった。
天野君は抵抗もせずにただ愛撫を受け入れた。
彼女の心臓の鼓動が激しくなっていることが手の中で感じる。
自分の左手が勝手にエプロンの下に潜り込み、天野君の乳首を弄くり始めた。
そして首筋にかかっていたクリームを舐めた。
舌が首筋についたとたん、びくっと彼女は動いたけど執拗に舐めてあげた。
「ねぇ、こっちのクリームも舐めて」
彼女はクリームだらけの右手を左肩に置いた。
そのべとべとした指先を丁寧に舐めた。
彼女の指も舌に絡めつくようになまめかしく動かす。
そして彼女はクリームだらけの左手で自らの陰部を慰めた。
べちゃべちゃと淫靡な音を鳴らしていた。
「今度はこっちも舐めて」
彼女はいったん抱擁から逃れて、テーブルの上に伏して、尻を持ち上げていた。
彼女のクリームと愛液で濡れた陰唇とお尻の穴が良く見えた。
僕はその濡れた部分を音を発てながら舐めてあげた。
味は甘さの中に酸っぱさがあった。
天野君も舐められるたびに喘ぎ声発し、気持ちよさそうだ。
「克哉さん、もう我慢できないの。お願い、克哉さんの入れて」
天野君のねだっている姿がかわいい。
僕のはちきれそうなものを彼女の花弁に一気に入れた。
「ひぃ!」
彼女は少し悲鳴を上げた。
「ごめん、天野君。強引すぎた」
「うん、克哉さん、今度あたしのことマーヤって呼んで」
「マーヤ、動くよ」
すこしづつ自分のものを抜いていった。
マーヤの膣は僕のもの離さないようにぎゅうぎゅうに締め付けていた。
先端が彼女から離れそうになったら、今度はゆっくり奥まで達した。
二三回ゆっくりとしたピストン運動をした後、
今度はスピードを早めた。
マーヤの目には発情の光が見え、自ら腰を激しく動かしている。
僕とマーヤはまるで春の猫のように声を上げ、交尾をした。
僕はマーヤの右足を抱え、立った姿勢でお互い愛し続けた。
マーヤは台所にある鍋ややかんなどの金属面に写る自分のあられない姿を恥ずかしがっていた。
しかし、その羞恥心と立位による浮遊感が彼女の獣欲を更に興奮させるようだ。
もう、気持ちよくて何も考えられない。
マーヤもよだれを垂らしながら、ひたすら快感を感じているようだ。
もう、僕は我慢できない。
そのままイってしまったい。
欲望に逆らうことなく、思いっきり射精した。
彼女の中に流れ込む僕の子種。
マーヤも執拗に僕を絞り出そうとした。
そして、お互い果てた。
理性の間
「おまえは弟からその女を奪い、こんな風に犯したいのだろう」
シャドウ克哉がそういった。
「ほお、アマちゃん刑事も、意外と普通の男の妄想をするんだな」
「マーヤ、どうするの2人の男に愛されるなんて」
「克哉さんって激しいのね」
「……………(軽蔑した達也の視線)」
あまりにも恥ずかしさのあまり、
「半分本当で、半分うそだ」
と言った。
「半分本当と言うどっちのことなんだ。ネコミミが本当で、クリームプレイがうそなのか?」
「パオ、それ最高。あたしはクリームプレイの方が本当なんじゃないの?」
「やっぱり男の人ってフェチズムなんだ」
「俺、兄貴に舞耶姉を任せていいのかな?」
穴があったら入りたい。
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あとがき
あるサイトに捧げたSSです。
読んでのとおり、かなり馬鹿ティストです。
男の妄想と言うオチだから好き勝手にやっています。